青森北海道自転車旅行3日目(函館→ニセコ)

3日目行程

函館→八雲駅:自転車
八雲駅→長万部駅:電車
長万部駅→ニセコ アワグラス:自転車

3日目コースマップ(函館→八雲駅)

距離:76.49km
所要時間:6時間41分
ロガー:i-gotU GT-600

3日目コースマップ(長万部→ニセコ)

距離:64.91km
所要時間:5時間35分
ロガー:i-gotU GT-600

函館→大沼

おはようございます。
本日は2015年9月20日。
目覚めと共に室内の空気の悪さを感じます。
タバコ臭がが部屋に染み付いており、そのせいなのか喉に痰が。
早くこの部屋を出たい!


さくっと準備して部屋の外へ。
部屋の外の1階のロビーでおっさんがタバコを吸っていました。
早く外へっ・・!! 喫煙者には良い宿かもしれませんが、僕はもう利用したくないです。
さようならビジネスホテルきたぐに。


2日連続の雨によりバイクシューズは濡れ、まだ乾いていないのでザックに括り付け、自転車はワラーチで漕いでいます。
ビンディングペダルからのワラーチに対する圧力は思いのほか大きいらしく、数時間後にワラーチのクッション部分がへこんでしまいました。


前方に旅人自転車発見!
東京から札幌を目指しているのだとか。
会社をリタイアしており年間休日365日だよと嬉しそうに言っていました。羨ましい(笑)
ここからしばらく併走させてもらうことに。


函館から大沼へはちょっとした山間部分となっており、登り道が続きました。


トンネルというのは峠の終わりを意味していることが多く、ここも例外なく。


このトンネルは歩道がしっかり整備されており恐怖感はなかったです。
トンネルを出たところでおじちゃんとお別れ。
僕は大沼観光するため右折。

大沼


大沼が見えました。
綺麗な湖です。


コンビにで一休み。
普段は飲まない牛乳ですが、せっかくなので飲みました。函館牛乳。
少しお腹が痛くなりました(^^;)


大沼駅周辺に到着。
観光客でにぎわっています。
大沼の名産ぽい餅が売られていたので購入することに。
並んでいると後ろからおばはんが順番を抜かしていきました。
全く・・。注意しようとしましたが、餅が不味くなりそうなのでやめました。
やっぱり人の多い観光地は苦手です。
まあ餅は美味しかったので良し!

大沼→八雲


そういえば今日は晴れています。
ふと車道から横を見渡せば素敵な風景。


大沼を抜けると森町というところに出て、道は海沿いの道となりました。


海沿いの道が続き、風も多少強い、ちょっと飽きてきました(^^;)
無人駅で休憩。
そういえば久しぶりの自転車だからか、今回はお尻が痛いです。
背負っているザックが重い(恐らく7kg程度、山登りにしては軽いが)のも影響しているのかもしれません。
やっぱりサイドにバックをつけるタイプの自転車が良いですね。GIANTのグレートジャーニーなど。でもあれって輪行難しそう。
先ほど出会ったおじちゃんも輪行は無理と言っていたし。
そういうので遠出する場合には、あらかじめサイドバックを旅先に送付しておくのが基本なのかもしれませんね。
2016年夏までにグレートジャーニー購入→2016夏休み、サイドバックを千歳空港に送付→飛行機輪行にて千歳へ、そこから札幌、小樽を経てオロロンライン→稚内、北海道最北端!
という妄想をしてしまう自分がいます。


駅構内から海が見渡せます。
これは四国の夕やけ小焼けラインにも似たようなところがありました。
素敵です。


ドライブインレストランみたいなところがあったので寄りました。ちょうど昼時。
どのメニューも少々お高め・・・仕方ないと注文した中華飯、予想外のボリュームにテンションがあがります。
うまい!


変わらない海沿いの道。
今日はニセコに宿を手配しているのですが、函館→ニセコは軽く180km以上。
全て走ることは考えていないので、この先の八雲で輪行することにしました。


八雲駅に到着。
駅前の椅子で輪行準備。
犬のモニュメントに癒されます。


長万部まで乗ることにしました。
長万部という地名は聞いたことがあり、ちょっとした観光が出来るかもしれないという思いもあり。
ちなみにこの区間、特急券を買わなくても大して時間が変わらないみたいだったので、ちょっと損した気分。

長万部→ニセコ


長万部駅に到着。
売店をウロウロしていると長万部のゆるキャラ?である「宣伝部長まんべくん」が出迎えてくれました。
わりと狭い店内にでかいキャラが立っているもんだから違和感たっぷり!


まんべくんの可愛さにやられて「まんべくんクッキー」を購入。5枚入り、540円。すっかり宣伝部長の思う壺です。
ここの売店の店員さんがとても親切で、道を尋ねると近辺のことを色々と教えてくれました。
なんだかとても眠く、寝っ転がりたい気分なので近くの海辺で寝ることは出来ますか?という質問にも丁寧に返答してくれました。


駅の外に居た子供にも果敢にアタックするまんべくん、子供はギャー!!といって逃げていました(^^;)


長万部からは山間区間を経てニセコを目指すことになります。
長万部を出てすぐに線路と合流。


この辺りは交通量も割りと少なく、リラックスして走ることが出来ました。
しかし、北海道はやはり広いからか、道の整備が行き渡っていないところが多々あり、アスファルトが削れて穴が出来ていたりするので要注意です。


牛の匂いがしました。
牧場でしょうか。


山間区間といえど、交通量も少なく、勾配もきつくなかったのでこの区間はスイスイと進むことが出来ました。


気付けば辺りは真っ暗。
街灯は基本駅周辺の区間にしか設置されていないため、暗くなってからはハンドライト片手に恐る恐る運転。
蘭越のコンビニで一休み。
三色丼弁当と味噌汁。


昆布駅に到着。
ここまで来ればニセコはもうすぐ!
この昆布駅、やはり昆布が名産なのでしょうか、その謎は結局分からずじまい。

今晩の宿はゲストハウス「アワグラス」というところ。
ニセコ駅より山に向かって登ったところにある宿なので、最後は3kmくらい?ひたすら登りました。疲れた。
疲れてちょっと一休みと立ち止まって見上げた空には星が。
街灯もない真っ暗闇の道路、車通りも少ない、そして空には満面の星、その非現実さに感動を覚えます。


宿の晩御飯を食べるためには19時までに到着しなければいけなく、間に合わなかったので近くのお好み焼き屋さんの「じゅう」で晩御飯としました。
ここのオーナーは大阪出身なんだとか。
今日は久しぶりに長い距離走ったし、豪華にお好み焼きとポークステーキを注文。ポークステーキは1980円!


じゅうの店内は落ち着いた雰囲気でくつろげました。

ゲストハウス アワグラス到着

夜九時ごろアワグラスに到着。
オーナーご夫婦が暖かく出迎えてくれました。
既に晩飯を終えたと思われる他の宿泊客が共有スペースでくつろいでいました。

さて、明日はどうしよう。
ここニセコはスキー場として有名らしいのですが、トレッキングも出来る場所があるそうな。
当初、翌日は午前中アンヌプリに軽く登って、午後は移動し苫小牧フェリー乗り場へというプランでした。
しかし、ハセツネマーシャル同期のイセキさんに五色温泉起点のぐるりトレッキングルートを教えてもらってからは、ニセコ連泊プランに魅力を感じてきました。
連泊するとSW全日程を旅行に使うことになりますが、せっかくこんな遠方地まで来たことだしと、連泊することにしました。

宿のシャワーを浴びて荷物整理。
その後、1階の共有スペースでオーナーを含めて団欒。
12時ごろ就寝。

お金

函館牛乳(大沼コンビニ):120円
餅(大沼):390円
交通費(八雲→長万部):1260円
まんべくんクッキー:540円
三色弁当(蘭越コンビニ):298円
味噌汁(蘭越コンビニ):100円
お好み焼き じゅう:2780円
宿泊費 ゲストハウス アワグラス:3000円