2014年 年末 四国九州自転車旅行 5日目
5日目
あけましておめでとうございます。
本日は2015年1月1日。年が明けました。今年もうさかめを宜しくお願いします!
いよいよこの自転車旅も最終日となります。
目覚めは朝5時。泉大津着は6時なので意外と時間がないことに気がつきます。
そして当初はこのフェリー内より初日の出を拝むことを予定していたのですが、この時期の日の出は6時半ごろ。
失敗しました・・。
起きて身の回りの支度をします。
とりあえず、朝風呂に入りさっぱり。
そして昨日のうちに購入してあった朝食セット券(390円)を持って、中央の売店に向かいます。
もう既にほとんどの人が朝食を済ませてたみたいで、僕の分がぽつんと残されていました。
それもそのはず、現在5時45分。
やばい、朝食を優雅に食べている暇もない。
船内には下船の準備をお願いします!なんてアナウンスも流れています。
部屋に戻って、スープでパンを流し込みます。
まさか正月早々こんな急いでご飯を食べることになるとは。
次また乗る機会があるならもっと早起きしないとですね。
さて、朝食を食べ、自転車を取りに行こうとするも、鍵がないことに気付く。
自転車はフェリー内の手すりに鍵でくくりつけてあったのです。
なんてこった。ザックの中身を全て出して大慌て。もう下船の時間!!
結局、鍵は自転車に取り付けてあるポーチ内にありました・・。
こんな正月嫌です。
そして6時過ぎ、無事下船。大阪に到着しました。
降りてもまだ辺りは真っ暗。
闇の中、自転車を組み立て、出発。
ここからは実家のある河内長野市まで走ります。
最初に大きな橋を渡りました。
その途中には車が多く停まってあり、人で賑わっています。
恐らく初日の出を見るのでしょう。
車の上に登って騒いでいる若者も。怖い。猛スピードで走っている暴走車もいます。大阪怖い。
その橋の上、雲がかかっていてほとんど朝日は拝めませんでしたが、一応朝日をおさめました。
フェリー乗り場の周辺は工場地帯といったところで、早く抜け出したい雰囲気でした。
今日も寒い。手には手袋&ミトンをセットします。
泉大津から河内長野までの道は分かり辛く、何度もGOOGLEMAPを開きますが、その度に手袋を外すのでとても煩わしかったです。
そうして310号線に入り、ここからはもう地図を見なくても分かる区間になりました。
懐かしいなぁ(といってもちょくちょく帰省しているが)。
河内長野市に入ります。
昔はよくこの辺りをママチャリで走り、野池に行き、魚釣りを楽しんだものです。
そうして空が赤くなる頃、自転車で帰るのです。
あの時は、まさか10年も先に、フェリーに乗って泉大津から実家まで自転車で帰るなんて想像もしなかったでしょう。
旅の振り返り
そして朝の8時過ぎ、実家到着。
とりあえずは旅は無事に終了!(まだ東京に帰らないとなのでとりあえず)
4泊5日となった今回の自転車旅でしたが、道中、パンクや悪天に苛まれ、予定していた佐田岬、国東半島などに行けませんでしたが、
大きくそのルートを変えることなく無事帰ってこれたのでまぁ良しとします。
あと、これくらいの期間の長旅では替えのチューブ2本以上は必要と感じました。
あと、九州は今回、アバウトに九州を走りたい!って思いだけで行ったので、正直道はあまり楽しめませんでした。
道はしまなみ海道、夕やけこやけラインのほうが断然楽しいですし。
次もし九州を走るなら、有名なサイクリングロードなど走りたいですね。
それから、やはり旅をしているといろんな人に喋りかけられ、頑張れと言ってくれたのが嬉しかったです。
あとはいろんな出会い。
最初に降り立った尾道のラーメン屋、しみず食堂では店主、お客さんに頑張ってと言われたり、道案内して頂きました。
しまなみ海道、道の駅の店員さんにはみかんをサービスしてもらいました。
道後温泉で出会った三味線の旅人。
夕やけこやけラインの道の駅では売店の人にお茶を淹れていただきました。
また、夕やけこやけラインでは200kmマラニックをしているランナーに出会いました。
別府では郵便ポストに投函している時に近くの家の人に話しかけられました。
別府~宇佐の間にある中山香駅近くの飲食店では主人に頑張ってとチョコをもらいました。
新門司では待合所でおじさんに雨で大変だったねぇと話しかけられました。
全て当然ですが予期していなかったものです。だからこそ嬉しかったりします。
出費
・朝食セット:390円(フェリー内)
・コーヒー:100円(コンビニ)
旅の持ち物
以下、4泊5日自転車旅(冬)に持っていった荷物の中身です。
自転車関係
自転車
携帯空気入れ
スペアチューブ1本(※次回からは2本以上必要と感じた)
タイヤ外し2本
六角レンチ、ねじ回しなど複合ツール
ATLAS - ユピテル(GPSロガー兼速度、距離表示)
ギア関連
i-gotU GPSロガー GT-600(自転車のログ取得用)
ビクトリノックス クラシックSD(ハサミとかナイフとか)
iphone用充電器(1回分)
充電ケーブル
ザック macpac アンプレース40
防水ザックカバー
バンジーコード(多用途)
ワラーチ
サングラス
ハンドライト:GENTOS
ウェア関連
【上】
速乾Tシャツ3枚
ファイントラック アクティブスキン T
SKINS A400 ロングT
パタゴニア キャプリーン4
ユニクロ ULダウンジャケット(ほぼ使わなかった)
モンベル トレントフライヤー(常時、これをアウターとして使用していた感じ。晴れも雨もこれ一枚でOK)
ユニクロ ヒートテック ロングT
モンベル ネックウォーマー
モンベル ジオライン L.W. アームウォーマー
手袋(インナー):ファイントラック
手袋(ミッド):ファイントラック
手袋(アウター):モンベル オーバーミトン
【下】
c3fit パフォーマンスロングタイツ
パールイズミ 耐寒タイツ
モンベル バーサライトパンツ
DRYMAX ライトトレール(靴下)
ユニクロ 靴下
短パン
下着3枚
バイクシューズ(シマノ)
バイクシューズカバー(シマノ)
生活関連
歯磨きセット
耳栓
マスク
ハンドタオル2枚
メガネ
コンタクト5日分
毛抜き
目薬
その他
はがき5枚
メモ帳
ペン
ラジオ
【持ち物について】
僕は旅にはいつもハンドタオルをもって行きます。
風呂などもハンドタオルで済ませています。今回は2枚持っていきましたが、1枚でOKでした。
歯ブラシセットも未使用。結局、宿に結構ありました。
ワラーチは旅先での移動用。
冬で(周りからの視線含め)冷たかったでしたが、まぁ使えました。
ワラーチは軽いので持ち運びも楽ですね。
軽いのにロードも山も行けちゃう。そんなワラーチ、最高です。
雨対策について
今回はあらかじめ雨が降ることが予想されたので万全の体制でいきました。
飴が降っている時は、上はトレントフライヤー、下はバーサライトタイツ、ザックにはザックカバー。
トレントフライヤーのフードを被り、頭を保護しますが、こうすると視界が遮られてしまうことがあり、ちょっともどかしかったです。
サンバイザーなど装着し、視界部分にフードがズレ落ちてこないような工夫があるといいかも。
手にはインナーにファイントラックのアクティブスキンみたいな材質(=汗を戻さない)を装着し、ミッドレイヤーにもファイントラック、アウターにはモンベルのミトンという3段構え。
手がいつも冷たくなるので、オーバーミトンを導入。これは使えました。いつもよりかは手の冷えがマシな感覚。
シューズにつけたシューズカバーは特に防水ではないものでしたが、そんなに気になりませんでした。当然濡れたので、ちゃんと対策はしたほうがいいと思いますが。
大体こんな装備で雨の中も走りました。
寒さ対策について
上に身に着けるベースはSKINSロングTの上にTシャツかもしくは、アクティブスキン+Tシャツ+アームカバー。
基本はその上にトレントフライヤー。
寒くなったら中にキャプリーン4を着る感じです。あとはネックウォーマーなど。
一番暑い時は、トレントフライヤーすら脱ぎました。
下は基本はc3fitロングタイツ。
寒い時はその上にパールイズミ。雨が降るとバーサライトパンツといった感じです。
c3fitロングタイツやアクティブスキンといった、身体に一番近い部分のウェアは汚れやすいので、旅先で何回か洗いました。