2014年 年末 四国九州自転車旅行 2日目

2日目マップ(道後温泉~八幡浜)

距離:74.49km
累積標高:1062m

2日目朝 三味線の人

おはようございます。
本日は2014年12月29日。長旅に出ると曜日が分からなくなりますね。
ローソンで朝ごはん(サンドイッチと味噌汁)を購入。なんとも言えない組み合わせ。
宿に戻って、共用スペースである奥の居間へ。
そこには三味線片手に座っている男の人が。
聞くとこの人、三味線を弾きながら全国を旅しているのだとか。
旅といっても僕と同じ、長期休暇を利用して。
各都市の県庁所在地の駅前などで三味線を弾いて周り、それで得たお金を旅費の足しにしているとか。
気になるのはその額。ガツガツ質問しました(^^;)
一番儲かったのは秋田県で2万円。
逆に一番儲からなかったのは関西、大阪とか。
人は集まれど、お金は出さない。地域性が出ますね・・。
平均すると時給は1500円くらい。いやー面白いことしてますね。
僕の旅は何のお金にもなりませんよーなんて言っていると、自転車だと交通費が浮きますね。と。
確かに儲かりはしないが、交通費を抑えると言う意味では同じなのかもと妙に納得。
ただし、自転車はガソリン=食べ物の消費量を考えるとやはり経済的ではないかも・・。

そんなこんなでドミトリーでの出会いもあり、宿を出たのは9時半ごろ。
今日は道後温泉より南下して佐田岬を目指します。
そして佐田岬からはフェリーで大分県へ行く予定。
まずは夕やけこやけラインを走ります。
ここは2013年の年末にも走った道。
今回は逆方向ですが。

夕やけこやけライン


松山を出てすぐの道沿いにポストを発見!
今回の旅のサブテーマ?でもある旅先より自分宛のハガキを投函するってのをやりました。
裏面には現在の日時、旅メモなどをざっくばらんに記入して。

しまなみ海道の道中は絶えず今治までの距離を表示してくれており、とても安心して走ることが出来ましたが、
この道にも同じような案内がありました。三崎港まで79km。
三崎港は佐田岬の東端にあるフェリー乗り場です。

1年ぶりの夕やけこやけライン。天気はまぁまぁ。

今回も道の駅「ふたみ」に寄りました。
双海と書いて「ふたみ」と読むそうです。
そういえばこの近辺に「日喰」という地名を見かけました。
見かけた時、「喰」だなんて、なんか気味の悪い地名だなぁーなんて思ったのですが、良く考えると、夕日が沈む時、海が日を飲み込む姿が日を喰うに見える・・。
恐らくはそういうことなんでしょうね。夕日町とかにしないあたり、センスあります。

売店があったので入りました。
鯛飯350円

じゃこ天130円
じゃこ天はその店内で揚げている模様。
パート?のおばちゃん達が威勢よく中で働いています。
食べているとおばちゃんからお茶のサービスが。嬉しいですね。

道の駅を後にして先に進みます。
今日はどうも向かい風が強く、なかなか進みません。
その先の道沿いにポスト発見。ハガキを投函。

昨日は天気が悪かったですが、今日は晴れ間も♪
つい、「あーー海がでかい!!」と叫んでしまいます。
夕やけこやけラインもいよいよ終盤?佐田岬が近づいてきた頃、トンネルがいくつか現れました。
その中でも最後に通ったトンネルがとても長く、全長2km越え・・。
もう無心で走りました。
このトンネルは後で大分の自転車屋さんに聞いたのですが、夜昼トンネルという名前らしいです。
トンネルは無事に走破。
視界が開け、佐田岬への分岐になります。
と、その時、後輪に違和感。

パンクでした。
見事なまでに釘が刺さっていました。恐らくはトンネル内でやられたのでしょう。
恐るべし夜昼トンネル!
丁度近くに神社があったのでそこの椅子に座ってチューブ交換することにしました。
チューブの入れ替え完了!
そしてタイヤをはめようとするも、バルブのところが上手くはまらない。
こんなもんだっけか?
無理やり空気を入れるも、どうもそこだけタイヤがへこんでしまっている感じ。
何度も何度も入れなおし大苦戦。
そして止まっているのでどんどん体温が下がり、寒くなってきます。
もういいやと、少し違和感のある状態で再スタート。

メロディーライン(佐田岬を走る道路)入り口です。
覚悟を決めて佐田岬を目指し、最初の登りへ・・・。
いや、やめよう。
そういえば道後ドミトリーの人もメロディーラインはグネングネンみたいな表現していたし、確かに地図を見てもアップダウンはありそう。
さらに途中で何かあっても輪行する駅がない。
ここは安全第一、当初の予定を変更して近くの八幡浜よりフェリーで大分・別府を目指すことにしました。
(余談)
佐田岬はその昔、関西のローカルテレビ番組「探偵ナイトスクープ」でその地域の方言が凄いので調査をしにいっていたのが記憶にあり、
ちょっと気になっていた地域だっただけに今回の件は残念。

そこから5kmほど走って八幡浜へ。
八幡浜からは別府にフェリーが出ています。
次の便は17時25分発。
まだ時間があります。
替えのチューブがないと山間部を攻めることが出来ないので、近隣の自転車屋を数件あたるも、700×23cのチューブを取り扱っていなかったり、そもそも営業していなかったりで、 結局、手に入れることなくフェリー乗り場へ。

とにかく寒い。
待合所の3階(確か)にあるレストラン マリンへ。八幡浜ちゃんぽん600円。

八幡浜フェリー乗り場レストランマリン メニュー
暖かいちゃんぽんを食べ、暖まりました。

Twitterで八幡浜あたりを走っているとつぶやいていると、フォロワーさんから美味しいパン屋があるとの情報をいただいたので行ってみました。
パン・メゾンの塩パンです。77円。
確かに旨い!店を出てその場で食べたのですが、あまりの美味しさにもう一度入店し、追加注文。
お客さんも絶えず入っていました。

パン・メゾン 外観

別府へは宇和島運輸フェリーを利用します。
運賃は3100円。ちょっと割高な感じがします。

フェリーのなかには現在地を知らせる画面がありました。

別府

フェリーに乗ること約3時間。
20時15分に別府に到着しました。

別府 夜の町並み。
まずは、宿に向かいます。
宿はカプセルホテル グロリアというところ。
通常のカプセルホテルタイプだと1泊2000円。
今回は個室タイプにしたので3000円でした。
ホテルに到着すると、外観はなんだかカラオケとかも入っており、娯楽複合施設みたいな感じ。
1階の駐車場はグロリアが管理するものではなく、宿泊者は別の駐車場を案内されていました。
僕は自転車なので関係ないですが。
受付ロビーに行くと、恐らくは男子大学生3人組。いかにも悪ノリタイプです。
カラオケ客だろうと思っていたら、僕と同じ宿泊客。
やはり安いと安いなりの客層ですね。僕も含め・・。

カプセルホテル グロリア 個室タイプ ドア

カプセルホテル グロリア 個室タイプ 内装
個室といっても、ホント隣と仕切りがあるといった程度で、寝床以外のスペースはほぼありません。
まぁでも寝るだけなので全然OKです。
風呂は大浴場があるのでそちらへ。
タオル、髭剃り、化粧水なども完備されており、アメニティ系は割りとしっかりしていました。

さて、一風呂あびてさっぱりしたので、夜の別府を散策&晩飯を探すことにします。
ここも道後温泉と同じく、居酒屋が多い印象。
そして、道後よりも繁華街で、怪しい人間もチラホラ。
そんな中見つけたうどん屋。
鳥ごぼううどんを注文。確か700円。
ごぼうが冷凍っぽい。
やはり、僕はこういった店のほうが落ち着きます。
居酒屋は騒がしいし、タバコ臭いし。

うどん一杯ではお腹一杯にならなかったので、他に良いお店はないかと更に散策すると、見つけたのが飲食店「みやこ」。
居酒屋のようですが、食事メニューが豊富。
大分名物と言われている「だんご汁」を注文するも品切れ。
ししゃもを食いたくなったので注文するもそちらも品切れ。
仕方なく注文したのはモダン焼きとうるち干焼。
美味しく頂きました。
しかし、ここも居酒屋とあり、隣のグループのタバコの煙が気になる。
居酒屋も早く分煙もしくは禁煙の時代がきて欲しいものです。

その後はファミマにより、夜食用にチョコと明日の朝用にサンドイッチを購入し、ホテルに戻りました。
最寄のコンビニはココストアのようですが、こちらは品揃えが悪かったので、ちょっと先のファミマのほうが良いです。
ホテルに戻り、再度風呂に入って就寝。
2日目終了。

出費

・ミックスサンド:216円(ローソン 道後ハイカラ通店)
・インスタント味噌汁:132円(ローソン 道後ハイカラ通店)
・チョコパン:108円(ローソン 長浜晴海)
・コーヒー:100円(ローソン 長浜晴海)
・八幡浜ちゃんぽん:600円(八幡浜フェリー乗り場レストラン)
・塩パン:77円×2(八幡浜 パン・メゾン)
・塩メロンパン:130円(八幡浜 パン・メゾン)
・八幡浜~別府フェリー:3100円
・水:140円
・スマフォ充電ケーブル:108円(ダイソー別府餅ヶ浜店)
・ウェットティッシュ:108円(ダイソー別府餅ヶ浜店)
・とりごぼううどん:700円(別府商店街内)
・モダン焼き:800円(別府商店街内)
・うるち干焼:400円(別府商店街内)
・水:100円(別府のココストア)
・マカダミアチョコ:108円(ファミリーマート別府中央町店)
・ミックスサンド:258円(ファミリーマート別府中央町店)