熊野古道・小辺路参詣トレイルラン③三浦峠~十津川温泉~民宿~果無峠
三浦峠~十津川温泉
そして三浦峠を下り終えました。
予め分かってたんですが、やっぱり登った分を一気に全部下りました。
そういえば人と全く会わないです。
休日なのに誰もいないんですね。
人はいないが、セミがやたらいる。
しかも地面に寝ている?感じで、側を通ると「ブーーン」とか言って突進してきます。
たまに目とかにもぶつかってくるのでうっとおしいです。
地中から出てきた所なのでしょうか。
あと蜘蛛の巣も結構多いです。
下りで飛ばしている時に、顔面パックのごとく蜘蛛の巣にかかったことが数回ありました。
下りきりロードに出たところで「小辺路新道」と案内があったので階段を下りました。
道なりに進んでも、戻って階段を降りろみたいな感じだったので多分これが正しい道のようです。
そしてここから十津川温泉まではロードで約7.5km。
スタート地点の西中バス停には自動販売機があります。
ありがたや~補給します。
なんか自動販売機を見つけるとテンションあがりますよね。
公衆電話もあったので、ここで十津川温泉の宿に連絡し、一名キャンセルと告げました。
山の中ではauはどうも電波が入らず連絡が遅くなったため、晩飯を既に作ってしまっていたそうです。
仕方ないです。
そういえばDocomoは電波は入るみたいな看板を良く目にしました。
ロードの横は川が流れています。
ここで道に少し迷いました。
橋を渡るのか渡らないのか。
橋を渡らずに民家のある方の道を登っていくと、地元の人がいたので道を尋ねました。
すると、ここは現在の小辺路ではなく、大昔の小辺路なのだとか。
戻って橋を渡って進んだ先が十津川温泉だよと、歴史も交えて丁寧に教えてもらいました。
さらに「乗っけてったろか!?」と。
いやー、田舎は良いですね。
ではお言葉に甘えて・・・とは行かず、7.3kmロードちゃんと走りました。
なんか土地勘の出ている行事予定。
「26日 徒歩の旅」気になります。
またもや自動販売機発見。
ぶどうジュース買っちゃいました。
十津川温泉 民宿やまとや
なんだか大きな施設があると思ったら「昴の郷」というホテルや温泉などがある総合施設でした。
ここで今晩のお宿「民宿やまとや」への道を尋ねました。
ここからさらに数キロとのこと。
道を教えてもらったお礼(のつもり)でジュースを買い、最後のひと頑張りです。
そしてようやく到着!
足はもうヘトヘト。
川のすぐそばにある良い感じの宿です。
料金は1泊2食付で6900円。
早速、かけ流し温泉に入り、18:30晩飯。
ちょっと行ったところにコンビニ?があるので買い出し。
そして21:30就寝。おやすみなさい。
ちなみに、外からの羽蟻の猛攻がすごいです。どうやら光に集まってきている様子。
窓を開けたとても楽しいことになりそうです。
2日目 果無峠
おはようございます。今朝は5時半起き。
良い朝です。
「民宿やまとや」お世話になりました!行ってきます!
10km先の八木尾に自販機があるとのことなのでドリンクは1.2リットルほどでスタート。
赤い橋を渡って、登山口へと進みます。
今日の山。果無峠(はてなしとうげ)を目指します。
果てが無いなんて、ちょっと怖い峠ですね。
えらい登りまんなー。
石畳がええ雰囲気出してます。
振り返りVIEWポイント。十津川温泉を一望できます。
果無集落。なんか山を登っている最中に、ふと出てきた集落といったイメージです。
給水所があります。ゴクゴク水を飲みました。よみがえる~。
「小辺路」
小辺路を走っていると、所々にこんな看板があるので安心です。
しかも、間違えた方に進むと「こっちは小辺路ではありません!You Are Mistake!」みたいな看板もあって、いたせりつくせりです笑
果無峠到着。三浦峠よりかは楽やったかなぁ~。
ここから八木尾に向かって最後の大下り!
下りの途中、景色が開けるところがあり、そこから本宮町が望めます。
ついに来た!と思えるところですね。
そして、気が付けば雨が。
熊野本宮周辺は雨が多いと聞いていましたが、ホンマに降りました。
なんか、卑弥呼とかいそうな雰囲気漂ってます。