脊振山系全山縦走(二日市温泉~福吉海岸)②

九千部山~石谷山~蛤岳~脊振山


11時25分
石谷山
ここも全山のために分岐からルートを外れてピストンで踏んだ山。
これは道標の案内時間より短くいけた。


坂本峠
特に何もないです。ロードは一瞬横切るだけな感じ。


13時7分
蛤岳に到着


蛤岳
「蛤岳の名前の由来ってなんだろう」って考えてた。
「この山頂で一番あり得ない食べ物って何だと思う?」「そうだな・・・蛤じゃねえか?」「はは、確かに、ここは蛤岳だ~!!」
みたいな旅人の会話があったのでは?とかどうでもいいことを考えていた。


蛤岳から先、沢水の出ている箇所があった。
まだ、お茶は十分に残っていたのだけども、ここでアルファ米に水を仕込むことにした。
水だと60分で出来上がるので、この後の脊振山でランチにする魂胆。
浄水器は「SAWYER ソーヤー マイクロスクィーズフィルター SP2129」を使用した。


奥武蔵ちっくなトレイル


脊振山に向かう途中、自衛隊基地の西側のトレイル箇所で崩落していた。
トラロープがつけられていたので、それをつかんで何とかわたる感じ。
まあ、慎重に行けば問題なし


脊振山駐車場に到着!
ここは背振全山で唯一の自販機補給ポイントとされている場所。
がしかし!今回の事前調査で、先の「日吉神社の自販機」と、ラストの「福岡セヴンヒルズGCの自販機」があることを確認していた。
ちなみに原田駅、基山経由だと「日吉神社の自販機」は通らないので注意。


脊振山の山頂。ここもピストン。
駐車場でタバコを吸っている生き物がいて、それも山頂を目指していた・・・。
そう、歩きたばこするやつなど、人とも思っていませんから!なんか生き物、有害な煙を発する動く障害物。関わりたくもない。
・・・おっと、ブラック過ぎましたね、ガハハ!


脊振山からの景色。
山頂には普通の人も割といたので、そそくさと退散。
駐車場戻ってトイレで用足ししていると、外からバイクの爆音。
腕にタトゥー入れた太い生き物。
ああ、ダメだ、もう早く立ち去ろう。
逃げるように山の中へ笑

脊振山~金山


脊振山から先は、最初はちょっとロード。
てか、この全山縦走路、トレイル比率が非常に高かったと思います!
素晴らしい。
だから足も痛み出なかったのかも



景色よかった
一人ハイカーさんすれ違う


なんかこんなところもありました。
標高低いけど、割と高山ちっくな場所もちらほらあるんですよねー


椎原峠へ
椎原峠には水場あるみたいですが、今回はタイミング的に未確認


街並みが見える


割と草木で込み入ったトレイル箇所あり
まーこんなん、雷山西部に比べたらかわいいもんでした笑


金山到着!
ここで全行程のコースタイム半分地点。
そしてエスケープするならここがほぼ最後。
下山地点にバス停があり、その終バスに間に合うギリギリのライン(野芥駅に行ける)。
だったけど、予定より早く来ていたので、とりあえず先に進みます。
何か所か北側のバス停に降りるルートあるみたいです。

金山~井原山~雷山


17時37分
三瀬峠に到着。
事前調査でヤマップ?の日記に複数人でトレランして全山している方たちの記録があり、そちらも参考にさせていただきました。
確かその方たちは三瀬峠にエイドが出ていた記憶。
くーーーーいいな、、と思いながら、通過した。
NS(ノーサポート)がポリシーです
ウーバーイーツきてくれないかな笑

水補給失敗

井原山に至る途中でついにライト準備。
九州は関東に比べて1時間くらい日が長い!ってちょっと嬉しくなった。
18時くらまでライトなしだったと思います。

で、井原山の手前の分岐から南にちょっと下ったところに水場の情報あったので、補給しに行く。
が、地面が湿っている程度でガックシ!
しかも、いつの間にか持ってきていた汗拭きタオルを失う始末・・・。ライト準備した時かな・・??
真っ暗な山の中、右往左往して探すも見つからず、あきらめてザックを背負う。
すると、首からポトっと、タオルが落ちてきた。
なんてことはない、首に乗っけていたのでした・・・。
なんだか暗くなってから心に余裕がなくなった感じ。いかんぞ。

エスケープするか迷う

そして、このあたりがラストオブラストのエスケープポイント(終バスの関係で)。
懸念点は「天気」「食料」「防寒具」の3つくらい。

「天気」
予報は晴れでしたが、風が強く吹き、雲は黒く、少し小雨も・・
まあ雨具は当然持っていたので、これは大丈夫。気持ちの問題か。

「食料」
ちょっと少ない気がしていたけど、まあこれも大丈夫か。
(結果、おにぎり1個分と、レトルトチキン、飴数個余った)

「防寒具」
行動している分には大丈夫でしたが、野営するとなると絶対寒いだろうなーといったところ。

が、まあ決定的なやめる理由もなく、膝も良い子みたいだし、久々に山での野営をしたかったので、覚悟を決めて進むことに。


18時50分
井原山に到着!
ガスで夜景が見れず非常に残念・・


笹の葉が多かった
八ヶ岳思い出す


19時22分
富士山


19時39分
雷山に到着!
ここもガスで残念(TT)
井原山から雷山は高低差あんまりないので、そんな辛くはなかったです。
井原山までは結構登った記憶

雷山~羽金山手前鞍部



雷山避難小屋への分岐
この避難小屋の先にも水があるみたいですが、ちょっと距離あるのと、寄り道になるので迷った挙句パスする。
ちょっと夜景が見れて嬉しくなる^^

で、長野峠に出る手前のルートから北にちょっと入ったところに沢があり、そこで水を補給。
ポイントは「33.48239, 130.20695」です。グーグルマップで検索してみてください。
ジオグラフィカで水色、つまりは川になる部分なので、太いと思われます。


20時38分
長野峠(羽金山側)

長野峠から再びトレイルに入った後、藪が非常にきつかった。[33.47731, 130.19561]のポイントです。
暗かったし、藪で踏み後が見えず、ちょっと迷いました。
が、ちゃんと見れば薄くとも踏み後はあります。


羽金山東側の鞍部。
水場も近く、出ていることを確認したので、ここに設営することに決める。
水場は[33.46704, 130.18241]
鞍部から北に100mほど入ったところです。


22時過ぎ、水補給やら、身体拭きやら、設営を終える。
さ、晩飯と思うも、なんか胃腸が元気ない。
疲れていたし寝ることにする。

寒い

半袖短パンに、上がちょい起毛の長袖と、下はペラペラの七分丈パンツ。
それにSOLのシュラフカバーのみ。
寒い。フーディニジャケットも羽織る。
ご飯も食べていないので体温も上がらず、結構寒かった。

謎の気配、そして寝る

そんなことをしていると外に気配。
人か?けどライトも照らされていないし、、、外を覗くも誰もいない。
けど、それからあとも、気配あるときが何回か。
多分イノシシか、鳴き声もしていたし。
シェルターに突進されないか、結構怖かった笑
けど、疲れていたこともあり、寝た。
久々に長い時間行動したのにご飯も食べられずにこれは良いダイエットだとか考えていた。
1~2時間おきに起きたと思うけど、まあ思ったより寝たほう。