第1回上州武尊山スカイビュー・ウルトラトレイル参戦記④
メモ
いつものメモです。
順位から見るうさかめ選手の特徴
まず、リザルトから僕の各エイド間の順位を算出しました。
最後の22km区間でどれだけダメだったのか把握する為にも。
エイド間順位
スタート→A1:71位(12km)
A1→A2:79位(17km)
A2→A3:141位(30km)
A3→A4:127位(9km)
A4→A5:75位(8km)
A5→A7:98位(22km)
A7→ゴール:262位(22km)
※A6タイムの公開無し
A7まで71位~141位だった順位が、最後の区間で262位とガタ落ちしているのが分かります。
次に悪かったのはA2→A3の30kmの区間。
どちらもYNMCでは長い区間。
長い区間が苦手なのでしょうか。
所詮、エイド頼りな体、走りってことかもしれません。
現に、中盤までのエイドではおにぎり、味噌汁に大分助けられた感があります。
自分の手持ちご飯でもしっかり回復できるようにしておかないと、ハセツネは厳しい気がします。
僕はジェルはダメな人間なので、なにか探さないとですね。
良かった食べ物、悪かった食べ物
また食べ物の話ですが、今回持って行って良かったもの、悪かったものを書きます。
まず、良かったもの。
それは丸ごと種つきの梅のお菓子。
お菓子というか、これは梅そのものですね。
個別包装されており、携帯も楽チン♪
レース前に食べた完走は、「しょっぱい!!」でしたが、レース中に食べると、これが不思議といい感じにリフレッシュできるんです。
これは当たりでしたね。
あと良かったもの。
既に何回か登場してきていますが、それはカゴメのジェル。
今回はすりおろしリンゴ味とトマト味を持っていきました。
どちらも100%。
水気があり飲みやすく、気持ち悪くなりにくい。
もっと持ってくればと思いました。
しかし、重みがあり、複数個の携帯には不向きな感じがあります。
デポに用意した豚汁、あとポテトサラダ、これらも梅ほど感動はしませんでしたが、よかったです。
二つともセブンイレブンで購入。
やっぱり普通のご飯が美味しいですね。
悪かったもの?は、アミノバイタル。
これは効果があるのかもしれませんが、どうもケミカルな感じがして、飲んだ後、気持ち悪くなってしまいました。
あと、ハニースティンガー。これは飲むこともしませんでした。
飲んだら意外といけたのかもしれませんが。
ベスパ。
仲間が良いと言っていたのを聞いて購入、試してみましたが、効果はいまいち。
一袋で600円と高いクセに!!
しかしこれを飲んだ時、思い出しました。
この味、「ここでジョミ」っていう商品と味が似ている!と。
たしか「ここでジョミ」も天然の蜂蜜かなんかを売りにしている商品。
あちらの方がまだ安かったような気がするので、今度は「ここでジョミ」を試してみようと思いました。
素焼きアーモンドは、普通でしたね。可もなく不可もなくといったところ。
食べ物の重要性
最近特に思うのが、ウルトラトレイルでは食べ物を上手に食べてエネルギーを保ち続けることが大事だということ。
UTMFでは130km地点で食べたカップラーメンが引き金となり、大復活。
自分でも不思議なくらいにパワーが出てきてゴールまで快走できました。
おんたけでもソーメンを食べて小復活を感じることが出来ました。
その昔、かの女性トレイルランナー、トントンさんと練習している時に、僕が疲れて遅くなったのを見て、それは走力ではなく、ご飯を食べていないからだよ。と教えてくれたのを思い出します。
全くその通りだったなぁと。
もちろんベースとしてある程度の走力は必要ですが、ウルトラトレイルとは怖いもので、どんな人でも食べないと途中でバテテしまう距離だと思います。
なので、いかに食べ続けて、走り続けられるかが肝心。
鏑木さんも胃腸が強いと聞きます。
僕は、、どちらかというと胃腸は弱いほうなので、毎回気持ち悪くなってしまいます。
これをどうにかしたいですね。
今回のYNMCでは、終盤の22kmで恐らく、体の中のエネルギーがゼロに近い状態になったと思います。
そしてそんな時にエネルギーとして分解されるのが「筋肉」。
これはあるトレーニングをしている人は「脂肪」を分解するらしいですが、僕の場合は前者でしょう。
筋肉は当然、分解されては困ります。
故障にも繋がります。
筋肉が分解されたせいか、レース後はまともに歩けず、足は酷使されている感じがしました。
一方、UTMF後はまだまだ走れるといった感覚があったのを覚えています。
あれは恐らく、ちゃんと食べたので、筋肉が分解されず、ご飯のエネルギーで走れていたからなのでは?と思います。
ウェアリング
YNMCに初導入したのが「モンベル EXライトウインド ベスト」です。
いつも走っていて、寒くなると、ジャケットを羽織りますが、しばらくすると暑くなり、袖をめくることが多々あります。
だから、これはベストなんじゃないか?って思うようになり、今回、導入してみました。
結果はまずまず成功といった感じ。
購入したベストはSサイズでしたが、ザックの上からでも羽織ることができ、着脱するのにザックを降ろさなくて良く、助かりました。
胃の不調は胃の冷えが原因の一つでは?と考えることがあり、その冷え対策としても、この身体の中心部のみを保護するウインドベストは良いと思いました。
ザックの上から羽織るベストが格好良いかと聞かれれば、それはNOかもしれませんが、夜の山の中、誰も見てませんって!
装備品(身に着けていたもの)
・サンバイザー(夜のヘッドライトをつける時のみ)(ライトズレ防止で)
・信越五岳ペーサーTシャツ(パタゴニアキャプ1)
・ファイントラック アクティブスキン
・モンベル ジオライン アームウォーマー(あまりつける場面がなかった)
・モンベル ネックウォーマー(あまりつける場面がなかった)
・モンベル EXライト ウインドベスト(上記でも触れた通り、活躍)
)
・ナイキ ランパン
・SKINS A400 ハーフタイツ(膝上までのもの)
・ZAMST ふくらはぎサポーター
・ドライマックス ライトトレイルランソックス
・ホカオネオネ マファテ2(シューズ)
・テーピング(両膝の内側と外側)
・ゼッケン(サロモンの軽いゼッケンベルトに装着)
終始、上は半袖短パンに近い格好でした。
そこまで寒くなかったです。
エイド滞在後、走り出すときに寒いと感じ、EXライトベストを着て行き、10分くらいで脱ぐ、というパターンが多かったです。
ザックの中身
ウェア系
・モンベル トレントフライヤー(未使用)
ギア系
・ライト(ヘッドライト、ハンドライト)及び予備電池
・地図
・携帯ゴミ箱(UTMF参加賞)
・GPSロガー i-gotu GT600(なぜか途中で切れてしまっていた・・)
・バンジーコード(万能用に)
・コンパス
・ホイッスル
エイド系
・モンベル 携帯トイレ
・胃薬、痛み止め
・カイロ(お腹を温める用、今回未使用)
小物系
・100均のハンドタオル
・ジップロック(エイドの食べ物を入れる)
・お金(3000円)
・免許証
・保険証
食べ物
・カゴメのジェル(トマト・りんご)
・セブンイレブンのポテトサラダ
・種つき梅(良かった)
・ベスパ
・クリフバー
・アミノバイタル for Active
・アミノバイタルプロテイン
・素焼きアーモンド
水
・ペットボトル1本(エイドでは基本的にこれに補給)(キャップを100均のストロー付キャップに交換済み)
・900mlまで入る水入れ(メーカー忘れました)(長い区間には、これにも予備の水を入れました)
大体上記の内容で、ザック全体の重さは3.5kg前後だと思います。
ザックはサロモンのスキンプロ14+3です。
胸ポケットの片方にはペットボトルを、もう片方にはiphoneとジェルを入れています。
サイドポケットの片方にハンドタオル、ベストを入れ、もう片方に替えのジェルやアーモンド、その他の食べ物を入れていました。
どうしてもペットボトルのあるほうに重心が偏りがちなので、反対側に重いものを入れるなど対策しました。
(バランス悪いと故障の原因になりそうなので)
おまけ(完走者タイムのヒストグラム)
完走者タイムのヒストグラムを算出してみました。
15時間台:2人
16時間台:4人
17時間台:2人
18時間台:8人
19時間台:8人
20時間台:10人
21時間台:21人
22時間台:21人
23時間台:20人
24時間台:27人
25時間台:38人
26時間台:35人
27時間台:25人
28時間台:35人
29時間台:51人
30時間台:39人
31時間台:17人
32時間台:17人
33時間台:5人
29時間台が51人と最も厚いタイムゾーンとなっているのがわかりました。
なんとなく30時間切り!という意識が働いたからでしょうか??
あと意外と制限時間ぎりぎりの33時間台が5人と少ない結果となりました。
これは関門設定によるものでしょうか??