九州トレイルぶらり旅②

2日目

2018年12月30日
旅2日目は阿蘇山を目指した。
宿から自走で阿蘇山を越え、阿蘇駅まで。
阿蘇駅まで行けば電車が動いているので、そこからは電車移動で宿へ。

コース情報

※計測:EPSON WristableGPS MZ-500MS

ルート

熊本リトルアジアゲストハウス ~ ローソン 南阿蘇白水店 ~ 阿蘇山ロープウェイ駅 ~ 高岳 ~ 阿蘇駅

距離

35km

累積標高

1438m

所要時間

6:45(09:29-16:14)

南阿蘇~ローソン 南阿蘇白水店


9時32分
宿を出発してから5分くらいのところにあったヤマザキショップ。
ヤマザキショップの奥には阿蘇山が見えている。
なんとなく海外っぽい。
宿で提供されていた食パンは食べる気になれなかったので、ここで補給。
と思ったけど、ここにもめぼしいものはなく、、 ブドウジュースだけ購入。


Yショップ店内。


なんかおる!と、思ったら小さい犬だった。
こんにちは


「南阿蘇水の生まれる里名水高原」駅
日本で一番長い名前の駅らしい。
残念ながらここも運休中。


阿蘇山への登りに差し掛かる手前の大通りにあるローソンに立ち寄った。
ここで朝ごはん。
アゴ出汁のお茶漬け(300円)がやけに美味しかった。
あと、カレーワンタンスープ、サンドイッチを食べた。

ちなみに足の状態は昨日より悪化していた。
ロードはせいぜいキロ7くらいのスピードがやっと・・。

ローソン~阿蘇山 中岳・高岳


いよいよ阿蘇山への登りへさしかかる。
山と高原の地図で実線のルート。


このあたりで口蹄疫対策?工事中?でゲートがあった。
が、ここまできて引き返すにも迂回ルートも厳しそうだったし、そのまま進んだ。


12時26分
車道に出た。
ここから10分くらいさらにロードを登って、ロープウェイ駅に到着。
売店や案内所があった。
ロープウェイはガス?の影響で運休中。
火口へ行くには、観光バスか自家用車か徒歩のどれかだった。
当然、自分は徒歩。


こっから徒歩で火口(そして中岳)へ行く。


遊歩道
一気に寒くなってきたので、防空壕?の中で寒さ対策として持ってきた「テムレス」を装着してみた。
テムレスの上からミトンを装着しようとしたけど、うまく装着できずに結局、テムレスの活躍の場はなかった。
テムレス単品だと手は冷たいし。ちょっと前に登山で使える、と話題になったような気がするけど、使いどころがイマイチ分からなかった。
雨の日とかいいのかな。


12時39分
遊歩道?が終わって砂地の入り口に来た。
砂漠みたい。伊豆大島の裏砂漠にも似ている。


ここまでは「普通の恰好」の人もいたけど、ここから先は登山者オンリーだった。



地図にも書かれていたけど、中岳の手前にきつい急登がある。


13時22分
稜線に出た。


草木に雪がついている。
風は弱かったけど、それでも十分寒かった。
体感で-5℃。


中岳を越え、高岳へ。
阿蘇山の最高峰が多分、高岳。
この高岳を踏んでおけば、百名山阿蘇山登頂と言えるのだろう。


雪もあって、なんとも危ない雰囲気の出ている案内板。
そういえばたまに硫黄の香りがしていた。


山頂付近でも道に雪はほとんど積もっていなかった。
危険個所は特になし。


13時40分
高岳に到着。
今年、いくつか初めての百名山を踏んできたけど、どれもこれもガスで真っ白だった。
南アルプス、日光白根山、谷川岳、大山、そして阿蘇山・・・。
唯一、聖岳くらい、晴れていたのは。

阿蘇山、思いのほか高山の雰囲気があってよかった^^

高岳~阿蘇駅


高岳から阿蘇山ロープウェイ駅へと戻る。


今頃になって晴れ間が出てきた。


ロープウェイ駅に到着。
腹が減っていたけど、生憎レストランは閉店。
売店でホットミルク100円を購入。これはうまかった。
あと、自販機でメロンソーダとコーンスープ、あと持参していたおにぎりを食べた。
なんというか凄い組み合わせ。
ここから阿蘇駅までバスが出ていたけど、バスの出発時間まで時間があったので、自走で阿蘇駅を目指すことにした。

そういえば、ここでモンベルの帽子をなくしてしまったのだが、運よく案内に届けられていた。
そしてその翌日にま無くして、二度と戻らなかった。そういう運命だったのだろう。


15時40分
下る。
眼下に阿蘇の街並みが見える。


ほんと見事な風景。
グランドキャニオンみたい。本物見たことないけど。

その先に牛の水飲み場があって、そこに牛が数頭集まっていた。
近づくと逃げてしまった。



道は車道へと変わった。
ふと車道の脇の山を見ると牛がいた。
山に牛って斬新。
野良牛??
それともこの辺り一帯が牧場??
写真の牛のほかにも沢山、山の中に牛がいた。
そしてここの牛は全然逃げなかった。


お尻


16時15分
阿蘇駅に到着。
列車まで時間あったのでラーメンを食べていくことにした。


駅近くのラーメン屋。
とんこつラーメン。おいしかった^^
併設の温泉施設は休館中だった。

豊後竹田


電車で豊後竹田駅に移動。
降りた瞬間、なんだか良い香りがした。
冬の田舎の良い香り。

さっそく本日の宿であるゲストハウスcueへチェックイン。
オーナーは人柄がよく、とても気が利く方だった。
おもてなし、まさにそんな言葉がぴったり。
1泊3900円、相部屋だったけど、ベッドはプライベート空間が確保されており、カプセルホテルみたいだった。
1階はパン屋さんで、朝ごはんも500円でそこのパンを食べられたのだけども、バスの時間の関係上、なくなくあきらめた。


買い出し&晩飯&お風呂へ
まずはオーナーに教えてもらったスーパーへ買い出し。
宿から徒歩5分ほどにスーパー・・というか商店があった。
おばちゃんが一人切り盛りしている。
こんにちはーと挨拶して物色。
・・・が、行動食として求めていたカロリーメイトジェルはもはや、菓子パン、おにぎりなどもなかった。
で、結局購入したのはバナナの「完熟王」とボンタンアメ。
レジで会計すると明らかに安い。
おかしいなーと思っていると、おばちゃんが「このボンタンアメ、賞味期限切れているから、どうぞ召し上がってください^^」ということでサービスしてくれた。
「孫もこのボンタンアメ大好きでねー」と。こういったやりとりはスーパーでは得られないものである。
商店を出るころ、店内に流れていたラジオでは「地球ラジオ」が始まっていた。
この「地球ラジオ」は自分が好きなラジオ番組である。
全世界の旅人からお便りが届く、、、といったものだが、いつかは自分も届けてみたい・・・なーんて思ってみたり。


宿のオーナーに教えてもらった唐揚げの店、竹田丸福古町店で晩飯。
こんなでっかいモモの唐揚げは初めてかも。


が、追加でちゃんぽんを注文。
さすがにお腹いっぱい。
お会計の時、店員さんに注文内容から間違って打ってしまったと思われたみたい。
やっぱ1人で唐揚げ定食とちゃんぽんを食べる人はいないのかも^^;


一旦宿に戻って、温泉の割引券を購入。
通常500円のところ、宿で購入すると350円。
やす!
温泉に向かう途中、豊後竹田駅に目をやると、滝がライトアップされていた。
すご!

温泉は「竹田温泉花水月」
駅から徒歩3分くらいのところにあるスーパー銭湯。
いい湯でした。


温泉から戻ると中では宴会?が行われていた。
オーナーがワンドリンクサービスしてくれるというので、オレンジジュースを頂いた。
皆と飲んでもいいし、騒がしいのが苦手なら別室でゆっくり飲んでもいいしと気遣ってくれた。


寝床はこんな感じ。
洗濯機は200円で利用可能。
選択したものを干しておいた。
2日目終了!