第26回伊豆大島トライアスロン参戦記③

ありがとうかめりあ丸！

伊豆大島とのお別れ。
それともうひとつお別れなのが、これから乗るかめりあ丸！！
なんと本日の航海をもってその役目を終えるそうです。
28年間長い間お疲れ様でした！

船で島を出るっていうのには独特の寂しさがありますね。

そしてついに出航の時。
皆テープを投げて、別れを惜しみます。
大島娘も来てくれているようです。
「ありがとうかめりあ丸！」

大島を出てしばらくすると、ワッっと歓声が。
何事かと思い、そちらに目を向けると黄色の船体が眩しい・・橘丸でした！
この船はかめりあ丸に代わって？新しく走ることになった船です。
近いうちに乗ることになるのでしょうか。

その後、急激に眠くなり、自分の席で一眠り。
どうやら寝ている間に、偶然イルカの大群が現れて皆感動していたようですね・・。

起きてラーメンを食う！
その後、甘いものが欲しくなり、自販機コーナーへ。
かめりあ丸に敬意を示す意味でも（？）奮発してハーゲンダッツのアイスを購入。
その横の自販機は、いつもなら人生ゲームとか、トランプとか置いてあるのですが、空でした。
もう最後だから、ということでしょうか。なぜだか寂しげです。

ギョサンとワラーチ。

旅の終わり

他愛のない会話をしているとあっという間に横浜、大桟橋に到着。
僕はここで降ります。
竹芝桟橋でも良いのですが、ここで降りて輪行なり自走したほうが早いのです。
今回の伊豆大島旅行（旅行！）では新たに出会った人もいたりで、やはり別れは寂しいもの。
なんでしょう。島ってそんな気持ちにさせる不思議な力があります。
自転車を担いで、いよいよ下船。
現実が待ってます(TT)

大桟橋で自転車を組み立てていると、
ブオー・・・
ブオー・・・
ブオー・・・
と大きく3回、かめりあ丸が鳴きました。
そのどこか悲しげな汽笛の音に哀愁を感じます。
ふとそちらに目を向けると、大桟橋の端から少しだけその船体が見え、すぐにいなくなりました。
28年間、島と都心を結んだというかめりあ丸。
僕が乗ったのはそのうちの数回ですが、無事に走ってくれてありがとうという気持ちです！

今回で恐らくは11回目の伊豆大島。
またまた新たな発見があり、感動を与えてくれました。
ありがとう伊豆大島！ありがとうかめりあ丸！

～第26回伊豆大島トライアスロン参戦記～
おわり