浜名湖釣歩旅①

浜名湖釣歩旅

2025年8月13日~8月15日の2泊3日で浜名湖へ釣歩旅をしてきました。

「釣歩」とはその名のごとく釣り歩くものです。
これはGNUさんの釣歩大全を読んで参考にした言葉でもあり。

当初は自転車を輪行して浜名湖を回ろうと計画していましたが、お盆の時期とあり、列車の混雑が予想されたことと、
鉄道を利用すれば意外と歩きでも回れそうだということがわかったので、歩き旅にしました。

釣りのターゲットはハゼ。
ハゼを「ハゼクラ」というルアーで狙います。
昨年にハゼがハゼクラで釣れることを知り、狙いました釣れず、今年の7月に思い出したように近所の川でやってみると釣れたことから一気にハマっています^^

浜名湖のハゼと出会うことは出来るのか!?

コース情報


今回、GPSウォッチがないため、ご覧のとおりざっくりした地図で笑

宿は知波田駅が最寄りとなる「Tabist 湖西浜名湖の宿」さんに2泊お世話になり、釣り旅の拠点としました。
1泊3,580円とリーズナブルでした。

赤:1日目
舞阪駅→庄内湖→白山鼻→オイスカ開発教育専門学校→ローランド 浜松研究所→みをつくし橋→気賀駅

気賀駅からは電車に乗って、知波田駅へ向かい、宿にチェックイン。

青:2日目
知波田駅→松見ヶ浦→尾奈→三ケ日(猪鼻湖)→都築海岸→東都筑駅→(電車移動)→知波田駅→松見ヶ浦

知波田駅に戻ってきてからまだ時間があったので、朝に調子の良かった松見ヶ浦で釣りをしました。

黄:3日目
知波田駅→松見ヶ浦→知波田駅→鷲津湾→鷲津駅

浜名湖へ


東京から電車で浜松へ。
到着して浜松駅の駅そばをいただきます。
かけそばで410円。
ここのかけそばは珍しく、鰹節が入っていました。



浜松駅からさらに東海道線を乗り継いで釣歩旅のスタート地点となる舞阪駅に到着。

釣歩スタート

1日目は舞阪駅から浜名湖を釣り歩いて北上し、有名スポットである「みをつくし橋」を目指して、その後は気賀駅で終わりとするプランです。


少し歩いて浜名湖!
と思ったら、棒の上にカワセミ。
撮影しようとしたら去った後でした。

まずは事前情報で「釣れる」と得ていた庄内湖を目指します。


浜名湖を歩いていると「うなぎ」の文字が多く目に入ります。


ここもうなぎ。
完全にうなぎ食べたいモードになりました笑


浜名湖ハゼ

庄内湖を目指すまでにも、釣りができそうなところがあれば竿を出してみようと、歩いていると
「浅羽亀崎遊園地」のあたりの川で釣りスタート。
浅いのでどうかと思ってましたが、ハゼと思しき姿が見えたのでやってみましたが、反応なし。
釣り人も居たので、いるとは思うのですが、ハゼクラへの反応はありませんでした。

ちょっと北上して「山崎川原児童遊園地」のあたり。
ここにも多くの釣り人がおり、竿を出せそうな場所があったのでやってみることに。


すると数頭目でハゼがヒット!
しかも良いサイズです。
水も綺麗で、これまで釣ってきた江戸川のハゼよりも美味しそうに見えます笑
(浜名湖は水がきれいと思ってましたが、後に場所によって様々と分かる)


ここでは3匹釣って終わりとしました。
江戸川放水路のように同じ場所で連続して釣れるようなことはなく、なんとなくスレるのが早い印象でした。

粘ればまだ釣れそうでしたが、他にも釣り候補地があるので、移動することに。



ここでもうなぎ。




「白山鼻」のあたり。
ここは釣れる情報アリでしたが、そもそも降りることができず、足場が高いところから数投するも反応なし。
浜名湖ならどこでもハゼが簡単に釣れる・・なんて思っていまたが、どうやらそれは幻想だったと気づき始めます。


謎の鳥が電線に。
ハクセキレイか、セグロセキレイ?



移動時間も増え、釣り竿をザックの登山用ストックを固定する部分に装着してみました。
いい感じ、と思いつつも、結局、プラプラするので、片手で持ったほうが歩きやすかったです。


オイスカ専門学校前

事前情報ポイント。
和地大谷川が流れ込むエリアです。

が、全く反応なし。
釣り人はちらほら居たので、ハゼは居ると思うのですが。
あと、このエリアは水が汚かったです。

ローランド研究所前


ここも事前情報ポイント。
先客1名。
期待するも1匹ようやく釣れたのみで、続かず・・。


シギチドリが沢山
江戸川もそうでしたが、シギチドリは旅鳥なので、もう秋の渡りなのでしょうか。


みをつくし橋


浜名湖の有名なハゼ釣りスポット都田川の「みをつくし橋」
ここは期待していましたが、人が多そうだなあという懸念も。

みをつくし橋手前で竿を出せるポイントがあったので、釣ってみるとバラし・・。
が、釣るには至らず、反応も続かず、渋い。

そして、本命の、みをつくし橋に到着するも、案の定、多くの釣り人で入る隙間がなく。
そしてその殆どがエサ釣りか、シーバス?狙い。

みをつくし橋から都田川を少し北上した橋のポイントへ移動。
少し歩くと人が少なくなります。
みをつくし橋には車を停めるところがあり、皆、その周辺で釣りをしているようでした。
その北上したポイントでは割と反応があり、二度三度とバラし。。
結局、釣りあげるには至らず。


そんなこんなで都田川で釣りをしていると、鴨の群れに並んで大きな水鳥の姿。
白鳥と思いきや、色が違うし、水戸で見たコクチョウでもない。
となると一番可能性があるのはマガン。もしくはヒシクイ?
いずれにせよ冬鳥なので、通常はこの時期に日本にはいない鳥なので、1羽だけいたところを見ると、なんらかの理由で残留した個体なのかもしれません。
マガンだとしたら思わぬライファーです。

もう少し粘れば釣れそうな気がしたものの、本日の宿の隣にあるうなぎ屋さんのラストオーダーの時間から逆算すると、もう列車に乗る時間。
ということで納竿としました。

1日目を終えた感想は、浜名湖は思った以上に辛い、というものでした。
また、事前情報のポイントではほとんど釣れず、実際に自分で見て歩いて探ったポイントが釣れるという結果でした。


気賀駅で釣歩終わり。
宿のある知波田駅まで移動します。


天竜浜名湖鉄道。
掛川から新所原までを繋ぐ鉄道のようです。

うなぎ


浜名湖を歩いていて、度々、目にしていた「うなぎ」
無事、うなぎにたどり着けました笑


チェックイン後に宿の近くにある釣具屋さんへ。
夜9時まで営業しており、ご飯も食べられる珍しいタイプの釣具屋さん。
入ってみると、店舗は小さいものの、浜名湖特化というか、必要最低限のものは取り揃えている感じで、
目当てのハゼクラも!


ハゼクラ3点購入。
バスディの「はぜ玉」は都内では見たことなかったものの、気になっていたので購入。
「あげチャン」は500円程度とリーズナブルなハゼクラ。根掛かりするかもしれないポイントでのパイロットルアーとして。
テトラワークスの「クラクラ」は自分の中では鉄板ハゼクラ。最初にハゼを釣ったのもこのルアーなので愛用しているルアーです。
お店の人に浜名湖でのおすすめカラーを聞くと「アカキン」など目立つ色が良いとのことだったので、これも購入。


「あげチャン」の裏面パッケージ。
ハゼのイラストがいい感じ。