京都一周トレイル(伏見稲荷→鞍馬)


京都一周トレイルに行ってきました

2015年の大晦日に京都一周トレイルへ行って来ました。
実家が大阪なので帰省のついでに。
2015年の走り納め、有終の美を飾ることが出来るのか?(^^)

マップ

伏見稲荷駅→清水山→大文字山→銀閣寺(近く)→比叡山→横高山→水井山→大原→静原→鞍馬→市原駅
距離:約45km

今回は伏見稲荷から鞍馬までとなりました(一周はしていない)。

伏見稲荷駅

京都一周トレイルは一年ほど前から狙っていて地図も購入していました。
それでもやはり初めてのコースで不安もあったので、詳しい人を探すことに(^^;)
運良くセンダさんが京都に帰省中とのことで案内して頂けることになりました。
センダさんはUTKKで知り合った方、京都一周トレイルも走破しているので頼もしい限りです。

朝の9時に伏見稲荷駅に集合。
センダさんと奥さん、そしてセンダさんお兄さん夫妻が出迎えてくれました。
改札の中にまでわざわさ入ってきて頂き、本当にありがたい。
お兄さんのアオイさんもトレイルランニングを始めたらしく、センダさん、アオイさん、僕の3人で走ることになりました(^^)

伏見稲荷駅構内のロッカーに荷物を預けて、いざスタート!
(そういえばこのタイミングで自販機で水を購入したが、その後ザックに見当たらず、恐らくは挨拶などしている中でテンヤワンヤになり自販機から取り出すのを忘れた・・)


伏見稲荷大社の入り口に到着。
まだ新年になっていないのに大賑わい。
センダさんによるといつもよりも賑わっているとか。
外国人の姿も多く見受けられます。


伏見稲荷鳥居。
おお、これが噂の千本鳥居!


途中で鳥居が二手に分かれました。
右側が正規ルートのようです。


絵になりますね~。
こんな所もコースの一部だなんて京都トレイル、期待大です。


神社は広く、階段を結構登りました。
息が上がります。
ようやく神社を抜けて人も少なくなったところでトレイルに突入。


トンネルをくぐります。

清水山へ


最初に目指す山は「清水山」。
清水寺のすぐ隣にある山です。


山頂に着きました。標高242m。


清水山からの展望。


清水山を下って一旦ロードに出ます。
ここで約10km地点です。
コンビニで補給しました。
シュークリーム、おにぎり2個、お茶500mlペット。

大文字山へ

次に目指すは大文字山。
聞いたことのある名前の山や地名が沢山出てくるので楽しいです(^^)


ほこらがありました。
アオイさんが京都の歴史に詳しく、色々説明して頂きました。
このほこらにはその昔、偉い人(名前忘れました(^^;))が寝泊りしていたとか。


道標。
京都トレイルには随所に道標があるので、地図を見なくてもある程度は進めました。
しかし、何箇所かは分からないところがあったので、地図は持っていったほうが良いです。


登ります。


大文字山の山頂に着きました。
コースは山頂に寄らないのですが、せっかくなので山頂に寄りました(^^)


大文字山から一気に下って、再び街へ。


ここは銀閣寺が近いんですね。


銀閣寺へと続く通りです。賑わっていました。
ここで残念ながらセンダさん兄弟とはお別れ。ここまで道案内ありがとうございました!
良い年を!!

比叡山へ


さて、ここからは一人旅。
まずは比叡山を目指します。
最初は沢を登りました。


京都一周トレイルのマーキングテープがありました。レースみたいですね。


林道みたいな道。
足が疲れてきて走れなくなってきました。
うーん、まだ20kmも走っていないのに、、


比叡山ケーブルの駅に到着。
ここの自販機をアテにしていたのですが、なんと冬季の間は稼動していないとのこと!
水不足です。


一瞬、ハセツネ杭かと思いました。
色合いが全く同じですね(^^;)


ロープウェイより少し進んだところにある広場(確かつつじヶ丘という名前)。


比叡山から下っていくとお寺が多くなってきました。
比叡山延暦寺の西塔などがあるようです。


その先、コースと併走するロード上に「琵琶湖の見えるレストラン50m」みたいな看板を発見。
自販機に期待してちょっと寄り道。
店(比叡山峰道レストラン)は営業していませんでしたが、幸い自販機が置いてありました。
確かに琵琶湖が見えます。

横高山、水井山


次は横高山。
ここはコース最高峰を越えていく区間。
ちょっと覚悟していきます。


横高山到着。
やはり手前は急な登りでした。


その先は小さなアップダウンを繰り返します。
この区間はFTR100Kの武甲山付近に似ていると感じました。


コース最高峰の水井山に到着。
この付近は全く人がいませんでした。
比叡山でバテていた身体も回復してきて、辛いながらも楽しく進めました。
もう足が動かない・・・と思っていても、その後回復することがあるので面白いですね。
多くは補給不足によるもの?

大原、静原


下山して里へ。大原という場所のようです。


コース近くに餅と野菜とドレッシングのお店「味工房志野 大原街道店」があったので補給しました。
味噌汁の試食、身体が温まります。
食料が尽きていたので、玄米の団子を購入。1個180円くらい。
しそジュースも購入。100円。その場でいただきます。


静原に到着。
のどかな里です。


この近辺で熊が出るそうです。最近の目撃情報は10月。ゲゲ・・。もう冬眠しているよな~?
柵を開けて中へ・・。バイオハザードを思い出しました。
日も暮れてきたこともあり少し怖いです。


再び里に出ました。自販機あり。
先ほど補給していたのでこの自販機はスルー。
その先再びトレイルへ。
ここからヘッドライト点灯。

鞍馬


鞍馬が近づいてきました。
まさかの雨。
ここからロードを進みます。


貴船駅付近で新しく出来たトンネル(地図には載っていない)に入ってしまい、コースアウト。
市原駅近くのコンビニで作戦会議。
宿を予約していたこともあり、今回はここでやめることにしました。
年越しナイトトレイルも良かったのですが(TT)


市原駅ホーム。
2015年のランニングはここで終わりです。

宿、銭湯


電車乗って40分ほど、伏見稲荷駅に戻ってきました。
ロッカーの荷物を取り出して再び電車に乗ります。
(伏見稲荷駅は上りホーム、下りホームを行き来するには一旦改札を出なければいけませんでした)


伏見稲荷駅から電車で清水五条駅へ。
清水五条駅から歩き、今晩のお宿「京都六條イン 愉樂」に到着。


宿に荷物を置いて、早速近くの銭湯=梅湯で汗を流しました。
大晦日はオールナイト営業でした。

四条で晩ごはん


その後、晩ごはんを求めて四条へ(四条へ行けば食べるところが沢山あると宿の人に案内された)。


レストラン菊水に入店。
鴨ハンバーグを注文。1500円くらい。


大正5年創業ということで雰囲気ありました。


スープにサラダ、ハンバーグとライス、そして最後にデザートにコーヒー。
満足です(^^)

お参り


せっかくなので近くの八坂神社へ行くことにしました。
八坂神社へと続く道は大賑わい。


八坂神社へお参り後、歩いて清水寺へ。
八坂神社と清水寺を繋ぐ道には店が多く立ち並んでおり、歩くだけでも面白かったです。


清水寺入り口。
こちらも大賑わい。


三重塔。
清水の舞台!と思っていたのですが、皆考えることは同じらしく、入場券を購入するための長蛇の列!
諦めました。
宿へ帰る途中にコンビニに寄って明日の朝ごはんと年越しインスタント蕎麦を購入。


宿に戻って一人楽しく年越し。
翌日は京都観光して、昼過ぎ実家に帰宅。

今回は一周出来なかったものの、東山では多くの神社とお寺に訪れて、まさに「京都トレイル」といったコースを走れて満足です。
次回は残りの西山も走ってみたいですね。
外国人トレイルランナーの友達にオススメしたいコースだと思いました!
外国人トレイルランナーの友達いませんが・・・。募集中です。

装備

(シューズ)アルトラ ローンピーク2.0
(タイツ)C3fit パフォーマンスロングタイツ
(アームウォーマー)モンベル ジオライン L.W.アームウォーマー
(手袋)ウィンドストッパートレッキングミトン
キャンプリーン4
いちごトレイル参加賞T
アクティブスキンT
ユニクロ短パン
ユニクロ ULダウンジャケット
Injinji5本指ソックス
(時計)G-SHOCK

今回、あろうことか雨具上、ウィンドパーカーを忘れました。
その為、自分としては珍しく、上はキャプリーン4で走りました(普段はミッドレイヤーとして使用し、その上にパーカーなど羽織る)。
良い具合に風が抜け、保温もしてくれる感じがあり、中々良かったです。

ウィンドストッパートレッキングミトン


先日の房総半島横断60Kでファイントラックの手袋を失くしたので、新しい手袋を買いました。
モンベルの「ウィンドストッパートレッキングミトン」です。
この手袋はその名の通りミトンタイプとなっており「裏地には適度な保温性を備えた起毛地、手首には寒気の侵入を防ぐニット地を使用し、肌寒い時期や残雪期のトレッキングに最適」とのこと。
【素材】はウィンドストッパーRファブリクス[表:50デニール・ナイロン・タフタ〈メカニカルストレッチ〉/裏:ポリエステル]。
【平均重量】は43g。

一番のポイントは手袋をはめたまま指先を出すことが出来ること
手の内側にあたる部分に切れ目があり、そこから指を出すことが出来るんです。
寒い時期のトレイルランニングでは細かい操作(ザックの開け閉めなど)をする際、手袋を外さないといけないことが多いのですが、この手袋なら外すことなく操作可能です。
また、雨などで手袋が濡れると、着脱はさらに煩雑になります(摩擦で装着しにくい)。
こういった手袋の着脱の煩わしさを解消できると思い購入しました。

今回の京都一周トレイルではウィンドストッパートレッキングミトンを使用しましたが、狙いは的中。
道中は手袋をはめたまま、ご飯を食べる、チャックの開け閉め、コンビニでの会計などの作業をすることが出来ました。
特に僕は手袋をはめたり外したりしているうちに失くすリスクもあるので常に着けていれば失くす心配もない・・(^^;)
ということでウィンドストッパートレッキングミトン、寒い時期のランニングにオススメです。
ファイントラックの手袋をなくしたときはショックでしたが、そのおかげ(?)で素敵な手袋と出会うことが出来ました(^^;)

年末のご挨拶

2015年は「うさぎとかめ のんびりアウトドアライフ」がお世話になりました!
来年の目標は引越しをすること!(笑)
そして変わらず山を走ってられたらと思います(^^)
2016年もよろしくお願いします!