房総半島横断60K ボランティア参戦記(1日目)


房総半島横断60Kのボランティアに参加

2015年12月20日に開催された「房総半島横断60k」のボランティアに参加してきました。
このレースは今回が第1回で主催はFields。
コースは房総半島の東海岸にある安房小湊より西海岸の金谷までを走るワンウェイコース。
海辺から海辺を繋いで、さらには日の出と共にスタートし、日の入りと共にゴールするといった、なかなかロマンあるコース設定です。
最初にこの大会のことを知ったときには「これは面白そう!」と選手としてエントリーを考えましたが、今年はずっと坐骨神経痛に悩まされ積極的になれない自分がいました。
ということで今回のボランティア参加に至りました。

安房小湊駅へ

レーススタートは12月20日の朝6時ですが、スタッフは前日の12時半に安房小湊にある「小湊コミュニティーセンター」に来るように言われました。
都内から安房小湊までは特急「わかしお」を利用しました。
事前にJRの「えきねっと トクだ値」を利用して東京~安房鴨川間の乗車券、特急券を4割引で購入。2500円ほどでした。
(ちなみに今回の目的地である安房小湊までのトクだ値設定はないが、東京~安房鴨川を購入して途中で降りることは可能でした)
予約した列車は東京駅9時発の便。
それに合わせて自宅を出る準備をしていたところ、ラジオから「秋葉原駅で人身事故により京浜東北線、山手線が運転見合わせ~」とアナウンス。
オーマイガー!
この間の北海道旅でも人身事故でかなり悩まされましたし、ホントいい迷惑です。

急いで家を飛び出して京急蒲田駅まで猛ダッシュ。
「えきねっと トクだ値」で購入したチケットは変更がきかないのでなんとしても間に合わせないといけないんですね。
走った甲斐があって、なんとか間に合いそうな感じになりました。
ランニングとは実用的な趣味ですね。


その後は無事に東京駅9時発の「わかしお」に乗り、10時45分安房小湊駅に到着。
安房小湊駅は海近くのこじんまりとした良い雰囲気の駅。


お外はとても良い天気。海が輝いています。釣り人の姿も。

昼ご飯

朝はバタバタしており、ご飯もろくに食べていなかったのでちょっと早いお昼ご飯とすることに。
海沿いの道を歩いてご飯屋を散策。駅近辺には中華料理屋や海鮮料理屋など数軒のお店が立ち並んでいました。
しかしどの店もなんとなく活気がない・・。営業しているのかわからない店も多く。
その中でも比較的活気のあったお店、磯料理「あみもと」に入店。
まだ時間が早いためか、他の客はおらず。
迷った挙句、サザエの炊き込みご飯セット(確かそんな名前)を注文。あら汁付きというところに惹かれました。1200円(税別)。全体的にちょっと高い。


程なくして料理が出てきました。
ちょっと味が薄いかも。しかし食感も楽しめる美味しい炊き込みご飯でした。
食べている最中にカップル入店。なんとなく嫌な予感。
すると「カチっ」という音。案の定、彼氏がタバコを吸い出しました。僕はタバコが大嫌いです。
そそくさと「あみもと」を後にしました。

コーヒーブレイク

その後、ボラの集合時間である12時半まではまだ時間があったので周辺散策することに。


近くを流れる大風沢川。
房総半島横断60Kではスタート後にこの大風沢川沿いのロードを約10km進みます。

観光案内所で周辺の情報を収集。
その後セブンイレブンへ。
コーヒーとバナナを購入。
ホットコーヒーを片手に道路を渡って海際へ。
ちょうど良いベンチがあったのでそこでコーヒーブレイク。



コーヒーを数杯飲み、気付けばベンチに横たわって寝転がっていました。
見上げると青い空に鳥。
集合時間まではまだ30分以上あります。ここでのんびりしていこう。

小湊コミュニティーセンター

時間になったので駅より徒歩10分ほどにある「小湊コミュニティーセンター」へ向かいました。
ここは選手の受付会場でもあります。
中に入ると見た顔が。ハセツネマーシャルでお世話になった「ゲキシャ」ことノグチさんでした。
彼も同じくボランティアスタッフでスイーパーです。
知り合いがいると心強いです。


12時30分を少し過ぎたころ、2階のスタッフルームにて打ち合わせ開始。
集まったボランティアスタッフは10名弱ほど。
内2名は救護の方。ハセツネに比べると少ない印象を受けますね(他にも数名おり、まだ到着していなかったり、ゴール会場で打ち合わせしている方もいたので実際には20人ほどだったと思います)。
そして僕は事前に知らされていた通り、A3(37.5km地点)でエイド業務後、A5(61.5km地点)までスイーパーを担うことになりました。
その後は説明会場&ウェルカムパーティー会場設営のお手伝いなど。

説明会&ウェルカムパーティー

16時ごろ説明会場でBUFFの使い方の説明があるとのことで、そちらを拝聴することに。
ちなみに参加賞はBUFFで、これはスタッフにも配給されました。
バスタオルやTシャツではなくてBUFFは使い道がありそうなので嬉しいですね。


16時半に説明会が開始されました。
我々スタッフも後列で聞き入ります。
この房総半島横断の構想は8年前に出来上がっており、ようやく今回の開催に至ったんだとか。
僕の担当するA3~A4区間は「ほぼフラットな林道で距離は12.5km。年中を通して水はけが悪くぬかるんだ箇所があるので要注意。」とのことでした。

説明会後、選手には一度外に出て頂き、会場内の配置を変えてウェルカムパーティーの準備。
食堂からオードブルを運び出したり、飲料を並べたりする作業。

宿泊施設へ

無事に説明会&ウェルカムパーティーを終えた後は、1階の受付会場で受付業務のお手伝いをしました。
そして1日目のスタッフ業務が終わり、18時ごろ会場を引き上げて今晩宿泊する「東京大学千葉演習林」へ。
車を走らせること約20分で到着。
山の中にある古い建物。うーん、一人では泊まりたくないかも・・。


入り口にあった「スリッ葉」。
シュールですね。


今夜はこの2段ベットで寝ます。
ノグチさん含め、4人の相部屋でした。

その後、1階の食堂で皆で晩ごはん。
話題はノグチさんのヘルメットの話に。
ノグチさんは多くの大会のスタッフを経験されていますが、毎度のことながらヘルメットを被るスタイルなのです。
それは、過去にスタッフ参加した大会で転倒してしまい、救急車を呼ぶ大惨事になってしまったそうで、もう二度と迷惑をかけないようにとヘルメットスタイルなんだとか。
そんな深い理由があったとは・・・。

明日は小湊センターに朝の4時半集合と早いため、談笑もほどほどに22時ごろ就寝。