2014年 年末 四国九州自転車旅行 1日目

四国九州自転車旅行

2014年~2015年の年末年始に9連休が取れたので、自転車旅に出ることにしました。
ルートは悩んだ挙句、尾道からしまなみ海道を経て愛媛に入り、その後、愛媛の佐田岬からフェリーで大分、そして新門司からフェリーで大阪というルートにしました。
大阪を目的地としたのは帰省も兼ねて。

スケジュール

2014/12/28
東京→尾道(新幹線のぞみ&JR山陽本線)
尾道→道後温泉(自転車)

2014/12/29
道後温泉→八幡浜(自転車)
八幡浜→別府(宇和島運輸フェリー)

2014/12/30
別府→宇佐(自転車)
宇佐→中津(JR日豊本線)

2014/12/31
中津→新門司(自転車)
新門司→泉大津(阪九フェリー)

2015/01/01
泉大津→河内長野(自転車)

1日目マップ(尾道~道後温泉)

距離:120.09km
累積標高:1498m

出発

2014年12月28日
朝は4時10分に起床。身支度を整え品川駅へ。
予定していたのぞみ1号はどうやら混むとのこと。
それよりも1本先の「のぞみ99号」に乗るのをオススメされ、そちらに乗車。
自転車は運良く、車両最後部の座席の後ろスペースに置く事ができました。
といっても2列シートのほう。あわよくば3列シート側の後ろスペースに置きたかったが、欲張りはいけません。
ちなみに、僕の使っている輪行バックはモンベルの前後輪を外すタイプのもの。
これで2列シートの後ろスペースだと若干はみ出る程度。
椅子に座ることが出来ました。3列シートの真ん中。
朝が早く、仮眠を取りたかったので、座れるならどこでも構いません。
1時間ほど仮眠。起きてトイレに行きたくなるも、通路側の人が爆睡中で気まずい。
それでも我慢できなくなったので、肩を叩いてトイレに行かせてもらう。

僕が乗ったのぞみ99号は目的地である福山駅には止まらないので、岡山駅にて一旦降車。
後続ののぞみ1号を待つ。肌寒い。
福山駅からは山陽本線にて尾道駅へ。
地元の学生だろうか、これから皆で鍋パーティーをやるので楽しみ!という会話が聞こえてくる。
とても楽しそう。なぜ僕はこんな寒い中、自転車で100km以上走るんだろうという気持ちに。
そういえば喋り方が広島出身の僕の友人の喋り方に似ている。面白い。


尾道駅に到着。時間は10時くらい。
そういえばお腹が空きました。せっかくなので尾道ラーメンを食べることに。


尾道ラーメン500円。
この早い時間でも営業していた駅前の「しみず食堂」
地元のお客さんや店夫婦にどこにいくんだ?など聞かれる。
自転車で道後温泉までというと、「今日中にたどり着けるかね」「天気悪いよ」「最悪バスに乗っけてもらいな」などありがたく心配される。
僕はしまなみ海道は3回目なのでこの先のルートは大体分かってはいるが、親切にも行き先も教えてくれる。
「この先は、そこのフェリーから向島までいけるから」「70円な」
実際行ってみると乗車100円+自転車10円だったので、大分古い情報だったのかもしれない。でもありがとうございます。

尾道→今治


向島へのフェリー
定期便で日中は絶えず行き来しているようです。
3回目のしまなみ海道!無事走破目指すぞ!


尾道→今治方向で走る場合の最初に渡る橋。


予報では昼過ぎから小雨ですが、まだ雨は降っていません。


多々羅鳴き龍。
もう3回目ですが、止まって一応鳴らしていきました。


愛媛のゆるキャラ?


しまなみ海道 道の駅?でみかんを購入。
10個くらい入って200円。都内の半値です。
購入時にレジのおばちゃんに生憎の天気だねえ~とみかん2つをサービスでもらう。


しまなみ海道 道の駅?(先ほどとは別の場所)で鯛おにぎり購入。
外でおにぎりを食べていると店員さんが親切に「お茶もあるよ」と教えてくれました。暖まる!
こんな寒いのにここでは海鮮バーベキューが出来るようです(実際客で賑わっていた)。
店内では珍味の試食が多くあり、そういえば昼飯をろくに食べていないので、美味しく頂きました。


しまなみ海道最後の橋。
生憎の天気、3回目となったしまなみ海道でしたが、やはり楽しめました。
とても走りやすいです。
走っていると恐らくはレンラルサイクルであろう自転車乗りが多く目立ちました。家族、友人同士、単独など色々。
尾道からはおおよそ70kmで今治手前の「サンライズ糸山」に到着。
ここで友人からの情報により、しまなみ海道で事故発生したことを知らされる。
無事で良かった。この先も気をつけないと。

今治→松山

今治市内には行かずに、予讃線沿いの196号線を走って松山を目指します。
途中からは海も見え隠れ。
トンネルもなく、アップダウンも少なく難なく進めたかと思います。
道中、見るからにマラニックしている集団を発見。
話しかけられずにはいられず、近づいて「どこに行くんですか?」と聞きました。
すると、どうやらその中の一人は前日の朝、香川県の高松を出発し、今、松山を目指して走っているんだとか。
既に?距離は200kmを越えているらしい。
いやはや、どこにでもいるもんですねぇ、物好きが。
UTMFなんかの話にもなり、面白かったです。エールを送り、お別れ。

道後温泉

松山到着。辺りは既に暗いです。
松山市内からは1kmほど走ってついに道後温泉です。
今晩のお宿「道後ドミトリーホテル」はその商店街の入り口にありました。
玄関に自転車を泊めていると、中からおばちゃん登場。
「予約していたうさかめさんだね」と迎えてくれました。
中は評判どおり、とても清潔感のあるたたずまい。
管理人が女性だとこうなるんでしょうか。
奥の居間で簡単に施設の説明を受けます。
ここで道後温泉の入浴券が購入できるとのことだったので、購入。400円。
宿泊代は2800円です。
11時以降は電気を消すが、出入りは自由とのこと。
シャワーもあります。


寝床は2段ベッドの下段。
コンセントもあり、wifiも入りました(確かドミトリーのwifiを使える)。
荷物を置いて早速、道後温泉へ!

道後温泉が宿から歩いて5分ほどの場所にありました。
商店街の奥にあるので場所はとても分かりやすいです。


入り口は多くの人で賑わっていました。
僕のイメージでは道後温泉には小さい銭湯が沢山あるイメージだったのですが、「道後温泉」という大きな浴場があるみたいです。
外観からもその歴史の深さが伺えます。
中に走って番頭さんに入浴券を渡して中へ。
中に入った印象は、千と千尋の神隠しみたい!というものでした。
着替える所からは「東屋」「西屋」と2つの浴場にいけますが、内装はほぼ同じでした。
それぞれ1つのお風呂があるだけ。
サクっと汗を流して退場。2階以上の休憩所には別途料金が必要とのことでした。


しばし、道後温泉の商店街を観光。


道後温泉 案内板


からくり時計


ドミトリーからすぐにある居酒屋に入りました。
ぼっちゃん定食600円。
あと、鯛の煮付けも注文。確か400円。
ここは宿でもらった5%割引券が使えます。
店の名前は忘れました・・。

その後、近くのローソンへ。
なぜかポンジュースが沢山。
愛媛県だからでしょうか。
そういえば、愛媛県を走っていて印象に残るのは「みかん」と「じゃこ天」です。

この日は疲れたのでドミトリーの共有スペースには顔を出さずに、そのまま就寝。

出費

・東京→尾道 交通費(新幹線):16940円
・尾道ラーメン:500円
・鯛おにぎり:160円
・みかん:200円(道の駅 多々羅しまなみ公園)
・吉野家 牛丼セット:510円
・コーヒー、ちぎりチョコパン:280円(セブンイレブン)
・鯛飯:350円
・じゃこ天:130円
・道後温泉ドミトリー:2800円
・道後温泉:400円(宿で購入)
・道後温泉土産 入浴剤:200円(四国物産館 十五万石)
・ぼっちゃん定食:600円(道後温泉の居酒屋)
・鯛の煮付け:400円(道後温泉の居酒屋)