熊野古道・小辺路参詣トレイルラン①高野山~大股


熊野古道・小辺路

2013年の夏休みを利用し、熊野古道へ行ってきました。
今回走ったのは熊野古道の中でも小辺路(こへち)と呼ばれる参詣道で、高野山から熊野本宮まで続いています。
全行程で約70kmあるとのことだったので、約50km地点にある十津川温泉の民宿を利用し、1泊2日での走破を目指しました。
以下、概略です。

時期:2013/08/03~2013/08/04
距離:69.5km
獲得標高:5282m
時間:約14時間
1日目:高野山~十津川温泉 52km 10時間30分
2日目:十津川温泉~熊野本宮 17km 3時間30分

コース

【1日目】
高野山・千手橋⇒
薄峠⇒
高野龍神スカイライン⇒
水ヶ峰分岐⇒
大股⇒
伯母子峠(1246m)⇒
三浦口バス停(約330m)⇒
三浦峠(1080m)⇒
西中バス停(7.3kmロード)⇒
昴の郷⇒
十津川温泉

【2日目】
十津川温泉(約140m)⇒
果無集落⇒
果無峠(1114m)⇒
八木尾バス停(約80m)⇒
熊野本宮大社⇒
渡瀬温泉

伯母子峠まで登り、三浦口まで下り、
三浦峠まで登り、十津川温泉まで下り、
果無峠まで登り、八木尾まで下る。
こんな感じで1000メートル級の峠3つを越えます。

ログはRunKeeperいうアプリで取得しました。
登録してる方はこちらで詳細見れます。

スタート!

来る2013年8月3日早朝、大阪府の某所を出発し、南海高野線にて高野山駅へと向かいました。
07:03高野山到着。07:08のバスに乗り千手橋というところで降ります。
時期は真夏ですが、高野山は少し肌寒い感じでした。


千手橋バス停に到着。ここには自販機がありました。この先大股まで補給はないので、心配な方はここで補給。
僕はグリーンダカラを1本購入しました。通常価格です。
今回のザックはサロモン スキンプロ14+3。今回、初使用。
このザックは前側に2本ボトルを入れることが出来ます。
片側に空の自転車ボトル(補給用)、もう片方にダカラを装着しました。
またこのザックは、ベストのように背負い、胸のあたりで固定するようになっています。
荷物の中身は後で記述しますが、慣れたら大丈夫そうな感じでしょうか。

今回の旅は僕を含め3人。
お二方とも2012年のおんたけウルトラトレイルで同じ宿だった方たち。
一人はラストの本宮まで、もう一人は大股辺りまでということ。
元々は一人での参詣を考えていたので、頼もしい限りです。

千手橋バス停すぐそばに「小辺路」入口があります。
ここから本宮まで約70km。長い旅が始まります。

高野山~大股


しばらくは林道を登ります。
小辺路には、ちょっと迷いそうなポイントにはほぼ必ずと言っていいほど、案内板があります。


道なりに進むと見落としてしまいそうな看板もあるので要注意です。


小辺路は全てがトレイルというわけではなく、結構ロード&林道があります。
特に十津川温泉手前、本宮手前は長いロード。


野迫川村へ。


ここも小辺路。民家の軒先をすり抜けていきます。他にも結構こういう場所がありました。


気持ちよく走れるポイント。


そしてロードに出ます。高野龍神スカイラインです。
1.7kmあります。車がそれなりに多いので要注意。
最近、ロードに対する苦手意識が半端ないです・・。トレイルだとスイスイ走れるのが、不思議とロードになると元気がなくなります。
八ヶ岳100マイルレースはロードが多いのでこれも練習と思い頑張ります。


再び林道へ。


東屋。景色が良いです。


軽く昼食としました。


大股到着。ここには自動販売機があります。
グリーンダカラとコーラを購入。
高野山では肌寒かったですが、やはりアップダウンが多いので暑く、水の消費量が多いです。


熊野古道・小辺路は世界遺産です。
2004年に全長約70キロメートルのうち43.7キロメートルが資産登録されているようです。
Wikipedia 小辺路
世界遺産は6年ごとに監査が入ると聞いたことがあるので、1回更新してるんですかね。
今話題の富士山は例外で3年後にチェックが入るのだとか。