第20回ハセツネカップ ボランティア参戦記②

レーススタート


13時にレースが開始して、約1時間半後、トップ選手が近づいているとの連絡が!
くるか!?くるか!?とざわつき始めた時・・・きました!

トップはアメリカのダコタ・ジョーンズ選手。
醍醐手前のきつい登りは手で足を押すように歩いて登ってきました。
早い人はみんな登りも全部走るもんだと思ってたから意外でした。
体力を温存する考えなのかもしれませんね。
その後、見たことあるような有名選手が続々と(^^)
通過選手とタイムを記録し、本部に報告します。
報告はトランシーバーで行いました。
ただ、本部のある五日市会館まで電波が届かないようなCPでは御岳山CP(大岳山だったかも)を経由して連絡を取ります。


醍醐丸は比較的アクセスが良い為、応援の方も駆けつけてきました。
なんかミニーちゃんのコスプレした軍団なんかもきてました。

そして、知り合いの選手が到着。きつそうです。
ハセツネではエイドは月夜見第二駐車場の一箇所のみ。
なので、いくら辛そうでもここでは水とか与えたらダメなんです。
リタイアした後はOKです。
トイレも醍醐丸では原則無し。本当にやばい人は簡易トイレでしてもらい、汚物はそのまま背負って走ってもらうというルールでした。

それと、醍醐丸でリタイアしたいという選手が数名いましたが、下山してもその先からの収容が難しいらしく、 可能なら次のポイントである浅間峠まで歩いて行ってもらい、そこで下山をしてもらうように勧めました。
とはいえ浅間峠までは7km以上ある道のり。
いやはや、山のレースではリタイアするのも一苦労なのですね。
これぞハセツネ、山岳耐久なんでしょうか。

それと残念なことが。それは醍醐丸で休憩する選手の中にタバコを吸っている選手がいたこと。
携帯灰皿を持っているならまだいいのですが、そのまま吸う人は厳重注意、場合によっては失格。

看板拾い

そんなこんなで19時前に最終ランナーが通過し、醍醐丸の撤収作業を行うことに。
今年は最終ランナーの通過が例年に比べ早かったようです。
20時頃、撤収作業が完了。
女性2名は本部に戻り、ゴール地点の手伝い。
男性2名はここから浅間峠まで案内看板を引っこ抜きながら歩いていきます。

この案内の看板。むっちゃ重いし、持ちにくいんです。
しかも結構な数あります・・。
案内板には赤色灯も付いているので、一個一個それを外して看板を抜いていきます。
2人で交代して抜きながら進みました。

三国峠で別のチームと合流。人手が増えて安心。といっても荷物も増えているのでそんなに変わらず。看板だけが無情に増えていきます。
両手には抱えきれないくらいの沢山の看板。背中に荷物。なかなかの重労働です。
日が暮れてから温度が下がったので、もう少し防寒対策をすれば良かったと後悔。
でも動いていればちょっと暑い程度でした。


そして浅間峠到着。


記念に一枚(^^)
と、ここで人手が足りないということで、更にここから槇寄山まで行ってくれないかという話になりました。
夜の山道が楽しいし、メンバーも良かったので快諾しました。


まだまだ進みます。


これ!これが案内板!!これを見つけるたびにげんなりします。
時間は夜の12時を回り、3時、4時。みんなテンションがおかしくなってきました。
ラーメンが食いたいって話でなんか盛り上がったり。
その後、槇寄山になんとか到着。
そこで重たい看板を預け、下山。結構な下り。
下山先にハセツネリタイア者収容用のテントがあり、そこで迎えの車を待機。
朝の5時頃、車到着。そこから本部に帰還。


五日市会館ではゴールの選手を待ち構えた人々で溢れていました。
13時まで自由時間とのことだったので、寝ることにしました。
おやすみなさい!

ハセツネおわり&撤収

おはようございます。2時間ほど寝ました。体がほってているのか、あまり寝れませんでした。
温泉までのバスが出ているとのことだったので、行くことにしました。
温泉は選手でいっぱい。入るのに順番待ち状態でした。

そこから戻ってゴール地点で応援。
13時10分。大会が終了しました。
大会が終わってもボランティア作業は続きます。
その後、最後の撤収作業。
小学校、中学校とかの掃除、トラックへ荷物の積み込みを行いました。
で、積み込んだ荷物を倉庫に運び、そこで荷物を下ろす作業。
そして16時。ハセツネボランティア終了!!
結構な重労働だったけど楽しかった!!
いろんな人にも出会えたし。しかも8ポイント取得で、ほぼ来年のハセツネ参加出場権を得たようなもの。
でも、またボランティアするかも。


おまけ:お知り合いのTJAR出場した方の足。TJARで足を痛め、ギブスはめてるのにハセツネ完走したとか。

おわり